市民の森は、一ツ葉地区一帯に広がる阿波岐原森林公園の一角に位置し、29.3ヘクタールを有する広大な公園です。明治100年記念事業の一環として整備され、昭和46年10月に開園しました。
明るい松林や照葉樹林に包まれた東園は、神話の舞台である御池（別名みそぎ池）や、遊歩道を抜けると江田神社が鎮座している神話スポットです。
春の訪れを教えてくれる梅。新年になると約160本の紅白の梅が次々と咲きます。目の高さで花を観賞できるので、写真スポットにもおすすめです。

宮崎市阿波岐原町産母128
電話番号　0985-39-7308（市民の森管理事務局）

宮崎市清武町が生んだ幕末から明治初頭の知の巨人、安井息軒の生家で、国指定史跡に指定されています。息軒自らが植えたとされる梅の木があり、毎年2月には息軒の功績を偲びつつ、梅の花見も楽しめます。毎年建国記念日には「安井息軒梅まつり」が開催されます。

宮崎市安井息軒記念館
〒889-1605　宮崎県宮崎市清武町加納甲3378-1
TEL：0985-84-0234

宮崎市と日南市北郷町の境にあり、宮崎市の中心部から車で約40分、鏡洲にある椿山森林公園には、ヤブツバキを中心に約1000種、約48,000本が植えられています。宮崎市制60周年記念事業として整備が進められたのが椿山森林公園で、世界一のツバキ園を目指して整備されています。
飫肥地方と宮崎地方をつないだ飫肥街道が通り、飫肥藩主が参勤交代に使ったといわれる「殿様道路」約700mは、石畳の遊歩道になっています。 最高部にある高さ20mの展望塔からは360度の大パノラマが楽しめます。
一帯は飫肥杉の美林が見られる地域ですが、もともと照葉樹林帯でヤブツバキも多く自生していたことから椿山と呼ばれていました。
平成15年には国際ツバキ会議から国内初の「国際優秀ツバキ園」に認定されました。

宮崎県宮崎市大字鏡洲字内平4343−1
電話番号    0985-58-3200(椿山森林公園管理事務所)

月知梅は、高岡町にあり、国の天然記念物に指定されています。この梅は、もとは香積寺（曹洞宗龍福寺の末寺）の客殿の庭にあったもので、延宝元年（1673）に薩摩藩主島津光久が上洛の途中に立ち寄った際、「植えられてどれだけの年月を経たのか、その最初は月だけが知っている」という内容の詩を作り、月知梅と命名したのがその由来といわれています。約200年前までは１株でしたが、枝が垂れ、地について株を増やし、現在では70株ほどの大所帯になっています。
例年の開花時期は２月中旬頃で、白色の八重で非常に気品のある花が咲き、辺り一面にかぐわしい梅の花の香りが漂います。毎年2月中旬には「月知梅うめまつり」が開催されます。

宮崎市高丘町高浜323-2
電話番号  0985-82-1111（高岡総合支所　地域市民福祉課）

宮崎市自然休養村センターの中にあり、紅梅、小梅、白加賀、豊後など約650本が植えられています。施設内には森林浴が楽しめるハイキングコースがあり、458段の大階段の先にある山頂の展望台から宮崎市街地や黒潮踊る太平洋、それに続く青島のすばらしい眺めが一望できます。毎年2月初旬には「好隣梅まつり」が開催されます。施設内には大浴場とサウナもあり、地下750ｍから湧き出る源泉は、神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、疲労回復等に効能があると言われています。まだ肌寒い季節。梅を楽しんだ後に温泉でゆっくりというコースもおすすめです。


宮崎市自然休養村センター
宮崎市大字加江田
電話番号　0985-58-1111（宮崎市木花地域センター）

年間を通して世界各地の植物が観賞できるフローランテ宮崎は、広大な敷地内にさまざまなタイプの庭園や広場があります。
12月から1月初旬にかけては、冬は大人気の「イルミネーション・フラワー・ガーデン」が開催されます。
その中でもフラワーガーデンで楽しめる冬の花々。ぜひお楽しみください♪

（ウィンターガーデン）
12月～パンジー、ビオラ、アリッサム、ノースポール
1月～パコパ、クリスマスローズ
2月～キンギョソウ、ポピー、チューリップ
（花木類）
12月～タイワンツバキ、斑入りダイダイ
1月～モモイロイペー、ツバキ、ビラサンカ、ハナモモ、シデコブシ
2月～ウメ

毎年プロ野球キャンプが行われるひなた宮崎県総合運動公園。ひなたサンマリンスタジアム宮崎の東側には河津桜が咲きます。河津桜とは、1月下旬から2月上旬にかけて開花する早咲きの桜です。花は淡紅色で、ソメイヨシノよりも桃色が濃いのが特徴です。

ひなた宮崎県総合運動公園
宮崎市大字熊野1443-12
電話番号　0985-58-6543